エアコンの掃除はなんとなくスプレー剤などを使ってやっているのに、なぜかカビ臭い。。。
業者さんの呼んで掃除してもらいたいけど、このご時世、あまり他人を部屋に入れたくないな〜とお困りではありませんか?
私も今年に入ってから、エアコンを市販の洗浄スプレーを使って3回洗ったのですが、カビ臭さが取れず困っていました。
そこで調べてみると、一般的なエアコン洗浄スプレーではエアコンの「フィン」の部分の洗浄はできるのですが、エアコンの「ファン」の部分は洗浄していないと言うことわかりました。
そしてエアコンファンのカバーを開けてよく見てみると……
ぎゃあぁぁぁぁ!!!黒いカビが発生している!!!
確かにこのエアコンファンの部分は、電源を入れていない時はカバーが閉じられているので、中を見る機会がありませんでした。
これでは、いくらエアコンのフィンの部分を掃除して綺麗にしているつもりでも、カビを含んだ空気を吸い込んでしまっているということになりますね!!
ということで、今回はこのエアコンの「ファン」のクリーニング方法についてお伝えします。
エアコンのカビ
まず、エアコンにカビが発生する原因は、
- 温度
- 湿度
- 栄養
です。
1温度……カビにとって20〜30℃が快適な温度になります。カビの種類によっては快適な温度は違いますが、多くのカビは20〜30℃くらいの温度で活発に増殖します。
家の中の温度はカビにとって住みやすい温度と言えます。
2湿度……多くのカビは湿度60%以上を好みます。
温度と同様、カビの種類によっては快適な湿度は様々ですが、多くのカビは湿度60%以上を好みます。
家の中の湿度は一般的には30〜80%といわれているので、カビが好む湿度です。
3栄養……カビは植物の一種です。
カビが増殖するための栄養としては、食品・水分・ほこり・ゴミ・空気などです。
エアコンの掃除を怠ったり、掃除できない部分にホコリが溜まったりし、さらに
カビの快適な温度と湿度の条件が揃った時にカビは爆発的に増殖します。
エアコンのカビを吸引することで、肺炎などの呼吸器疾患を発症する危険性があります。
エアコンのファンは温めた空気や冷やした空気を送り出す部分で、一番カビが発生しやすい場所です。
臭いだけでなく、清潔な空間を保つためにもエアコンファンの掃除をこまめに行いましょう!
用意する物
- メガネ
- マスク
- 使い捨て手袋
- 古いタオル(捨てても良い物)
- コパ公式カビッシュトレール(株式会社コパ・コーポレーション)
- コパ公式エアコン専用ブラシ ファンファン(株式会社コパ・コーポレーション)
今回はテレビなどで見たことがある、効果がありそうな商品を使ってみることにしまし
た!!お値段も普段購入しているエアコン洗浄剤の3倍でした!
方法
- エアコンの電源を切ります。(窓を開けて換気できる状態にする)
- エアコンの送風口のカバーを開ける。
- エアコン下方部に付属のビニール袋を貼り付ける。(念のために床にタオルや新聞紙を敷いておく)
- リモコンセンサーが送風口の近くにある場合は、洗浄液がかからないようにアルミホイルなどで覆って保護する。(うちのエアコンは必要ありませんでした)
- ステップ1洗浄剤の缶をよく振り、スプレーノズルを缶本体に取り付ける。(強く差し込み過ぎると噴射してしまうので、力加減に注意)
- 送風口の奥までノズルの先端を差し込み、一箇所に4〜5秒ほどスプレーしていく。(全体を十分にスプレーして、送風口の中全体をステップ1洗浄剤で充満させる。
- 全量をスプレーしたら、割り箸などで奥のファンを回転させて、ファン全体にステップ1洗浄剤が行き届くようにする。
- この状態で30分放置する。
- ステップ2すすぎ剤(缶は振らなくて良い)を送風口の奥まで全体を満遍なくスプレーして、5分待つ。
- エアコンのカバーやコンセントをもとに戻す。
- 送風口に残った洗浄剤を飛ばすために、ビニール袋で送風口を覆った状態で30秒ほど送風運転をする。
- ここでさらに汚れを掻き出すため、エアコン専用ブラシ「ファンファン」を使って送風口内を拭き取る。
注意点
- 必ずマスクと防護メガネをして行ってください。
- 換気の良い状態で行ってください。
コメント