2020年10月3日更新
柿渋に驚くべき効果が発見されたそうだよ!!
どんな効果?そもそも柿渋って何?
コロナ対策に有効かもしれない実験結果が出たそうだよ!解説するね!
柿渋に抗コロナ効果?人に有効かどうかは検証中
柿渋に抗コロナ効果?
9月15日に奈良県立医科大学は、防腐や防水効果のある塗料などに使われる「柿渋」が、新型コロナウイルスの感染力を抑えるかもしれないと発表しました。
大学によると、唾液と新型コロナウイルスが入った試験管に柿渋を加えたところ、柿渋が入っていない試験管と比較して、新型コロナウイルスの感染力が1万分の1以下に抑えられたということです。
柿渋が新型コロナウイルスを1万分の1以上のレベルにまで不活化することを世界で初めて実験的に確認するに至りました。
奈良県立医科大学 伊藤利洋教授
なぜ柿??
実は柿は奈良県の特産品です。(奈良県は和歌山県に次いで国内生産量は第2位)
柿渋とは、渋柿(熟しても渋みが抜けない柿)を絞った汁を発酵させたもので、普段は塗料などに使用されています。
柿渋を製造する業者は、
研究が進んでいけば柿の見直しをしていただけるかなと思う。柿の可能性を知っていただけたら大変ありがたい。
石井物産 石井和弘社長
と、大きな期待を寄せているようです。
抗コロナ対策に使えるの?
残念ながらまだ研究段階の途中ですので、柿渋が抗コロナ対策として人に有効かどうかはまだ不明ということです。
唾液を混合するなど口腔内の状況に類似した環境における基礎的な実験結果ではありますが、そのため人で証明したものではございません。
奈良県立医科大学 伊藤利洋教授
しかし、今後の臨床研究も結果次第では期待が持てそうなニュースですね。
もし人にも有効であれば、柿渋を飴やガムなどに混ぜて口に含むことで、新型コロナウイルスを予防する可能性があるということです。外出先ではずっと飴を舐めてしまいそうですね!
参考に柿渋の入った商品
柿渋エキス入りのど飴はこちら↓
au PAYマーケット 井関食品 甜茶と柿渋入り 辛ハッカはな飴 120g×10袋インフルブロックのどあめと共に冬に向けて準備しておきます。
もちろん、マスク・手洗い・うがい・アルコール消毒やソーシャルディスタンスなどの感染対策をしっかり行った上で取り入れたいですね!
歯磨き粉にも柿渋↓
2020年10月3日更新分
・新型コロナウイルスに有効な成分は柿渋の主成分である【カキタンニン】ということです。
・試験方法の詳細
試験管内でウイルスと唾液を混ぜて、人の口の中と似た環境を作り、そこに高純度で抽出したカキタンニンを加え、10分後に感染力のあるウイルス量を測定。
結果、1万分の1以下にまでウイルス量を減少させた。カキタンニンを薄めると、効果が小さくなることも確認できたということです。
・カキタンニンについて補足
カキタンニンはインフルエンザウイルスを不活化させる効果もすでに確認されています。
ウイルス表面のタンパク質にカキタンニンが付着すると、感染力がなくなり、ヒトの細胞への侵入を防ぐ仕組みということです。
新型コロナウイルスの不活化も同じ仕組みであると推測されています。
カキタンニンは柿渋の主成分の高分子ポリフェノールです。
ポリフェノールとは外敵(紫外線・乾燥・塩・虫や小動物からの攻撃など)から身を守るために作りだす化学物質です。
大豆のイソフラボン・緑茶のカテキン・ブルーベリーのアントシアニンなどもポリフェノールです。
・伊藤教授らによると、新型コロナウイルスの不活化には、カキタンニンの濃度とウイルスとの接触時間が重要とのこと。
効果は証明された。多くの人に還元するため適切な濃度やウイルスとの接触時間を検証していきたい。
奈良県立医科大学 伊藤利洋教授
前回9/15の情報よりも、さらに具体的なことがわかりましたね。
伊藤教授の「効果は証明された」という言葉にも、今後の研究結果が期待できます!
「何%のカキタンニンが含まれているのど飴を、何分間くちの中に入れていれば、コロナ対策に有効」なんて情報が発表されるのが待ち遠しいですね!
追加情報まで読んでくださりありがとうございます!
柿渋の抗コロナ情報は今後も追っていきたいと思います。
今日は柿渋エキス入りののど飴を注文しました♪
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