毎日お風呂あがりにストレッチしているのに、いつまで経っても開脚前屈できない・・・
足を開いてベターっと床につけたいのに・・・
という方は多いのではないでしょうか?
もしかしたらあなたが開脚前屈できない原因は骨盤かもしれません!
今回は開脚前屈と骨盤の関係を解説していきます。
ぜひご覧ください(o^^o)
開脚前屈できないのは骨盤のせい?

開脚前屈を邪魔するものとして「骨盤後傾」があげられます。
骨盤が後傾していると開脚前屈しづらい
下の写真を見てください。
このように骨盤が後傾していると、上半身を前に倒しにくくなります。

開脚前屈は股関節からおこないます。
背骨は曲げず、骨盤を前に倒していきます。

開脚前屈するためにストレッチしたい筋肉
開脚前屈するには、骨盤後傾を改善し、股関節の屈曲・外転・外旋という3つの動きがしっかり行われなかればなりません。

これらの動きをスムーズに行うのを邪魔する筋肉があります。
股関節屈曲と外旋を邪魔する筋肉・・・半腱様筋、半膜様筋
股関節外転時の外旋を邪魔する筋肉・・・小殿筋
股関節外転を邪魔する筋肉・・・恥骨筋、短内転筋、長内転筋、大内転筋
さらに大内転筋は短縮することで骨盤後傾を助けてしまいます。



開脚前屈するためにストレッチすべき筋肉
- 半腱様筋、半膜様筋
- 小殿筋
- 恥骨筋、短内転筋、長内転筋、大内転筋
半腱様筋、半膜様筋のストレッチ
①膝立ちの姿勢を取る。

②片足を前に出す。(やや外側に)

③両手をついて上体を倒す。

④アゴを少し上げる。(やや腰をそらすイメージ)
ゆっくり呼吸しながら20秒キープする。

⑤逆側の足も同様におこなう。
小殿筋のほぐし
①横向きに寝て、小殿筋に当たるようにマッサージボール(テニスボールなどでもOK)を置く。
小殿筋・・・上前腸骨棘(腰骨のでっぱり)と大転子(ズボンの縫い目上のでっぱり)を結ぶラインの真ん中あたり。
②30秒キープする。
③逆側も同様におこなう。


恥骨筋、短内転筋、長内転筋のストレッチ
①両足を大きく開き、両膝を90度に曲げる。つま先は外側を向くようにする。

②肩を入れて、手にひらで膝を後ろへ押す。気持ち良いところで20秒キープ。

③逆側も同様におこなう。
大内転筋のストレッチ
①壁の真横に立って、足を前後に開きアキレス腱をストレッチする姿勢を取る。
(壁に近い方の足を前へ。ストレッチするのは後ろ足側)

②壁側に上体をひねって、壁に両手をつく。

骨盤後傾を改善するエクササイズ
骨盤後傾を改善する方法についてはこちらの記事も参考にしてください↓↓↓
まとめ
・骨盤が後傾していると開脚前屈しづらい。
・開脚前屈するためには、股関節の屈曲・外転・外旋という動作が必要。
・骨盤を立てて開脚前屈するために半腱様筋、半膜様筋、内転筋群をストレッチする。
・骨盤後傾を改善するエクササイズも合わせて行うとさらに効果的。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
開脚前屈はテレビ番組などでも取り上げられましたよね。
股関節を柔軟にしておくことで、血流がアップし代謝アップ、ダイエットにも効果的です。
ただし、無理に痛みを我慢して開脚することで股関節を傷めてしまったり、腰痛の原因になることもあります。
ストレッチで少しずつ筋肉を柔らかくし、焦らず開脚前屈をしていきましょう!
くれぐれも怪我のないように気をつけて行ってくださいね(^_^)
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