皆さんはこまめにお水を飲んでいますか?
1日に1.5〜2リットルの水を飲むのが良いとされています。(コーヒーやお茶、食物から得られる量を除く)
しかし、味のしないお水を飲むのが苦手・・・という方は多いのではないでしょうか?
そこで今回はお水にレモンを入れるだけで、美味しく手軽にダイエットでき、ついでにアンチエイジングもできるというお話です。
ぜひ最後までご覧ください。
水にレモンを加えてキレイに痩せよう!
レモンというと、「酸っぱい」、「ビタミンC」、「疲労回復」・・・
など、色々な栄養や健康効果があることが知られています。
では今回のテーマである「ダイエットとアンチエイジング」には、レモンがどのように働くのか解説していきます。
ダイエット効果
クエン酸
腸内の悪玉菌を減らし、便秘を改善します。
腸内の代謝が良くなると、肝臓の代謝アップにつながり、エネルギーの消費量も増えて痩せやすくなります。(便秘はダイエットの大敵です!)
また、血糖値の上昇を緩やかにすることで太りにくくしてくれます。
ペクチン
腸内の善玉菌のエサとなって善玉菌を増やし、便秘を解消してくれます。
カリウム
過剰な塩分(ナトリウム)の排出を助けてくれるので、むくみの解消に繋がります。
エリオシトリン
ポリフェノールの一種で、脂肪吸収を抑えてくれます。
アンチエイジング効果
抗酸化作用
レモンに含まれるポリフェノールとビタミンCには、還元力という働きがあります。
還元とは、酸化の逆の反応を指します。
鉄が酸素とくっついてサビる反応が「酸化」です。
私たちの体の中でも、これと同じような反応が起こっていて、
毎日、体の中では酸化によるサビができています。
このサビが老化の原因となります。
レモンに含まれるポリフェノールやビタミンCは還元力によって、この老化物質を作り出す酸化反応を食い止めてくれます。
これを抗酸化作用と言います。
美肌効果
コラーゲン生成
ビタミンCはコラーゲンの材料となります。
コラーゲンはタンパク質の一種で、肌の弾力やハリを生み出します。
コラーゲンは年齢とともに体内で作られる量が減っていきますので、
積極的にコラーゲンを作るための栄養素を取り入れないと、肌のたるみやシワなどが目立ってきてしまうのです。
20代のコラーゲン生成量を100とすると、
30代で70
40代で45
50代で20
60代で10未満
こんなに少なくなってしまうんですね・・・・!
シミ予防
ビタミンCは皮膚のメラニン生成を抑えてくれます。
メラニンとは黒色の色素のことで、メラニンが多く含まれると皮膚は黒くなります。
メラニンが多くなりすぎるとシミができてしまいます。
紫外線を浴びると、体内ではこの有害な紫外線から身を守るためにメラニンがたくさん生成されて、肌が黒くなります。
ビタミンCはメラニンが過剰に生成され過ぎないようにして、シミができるのを防いでくれます。
レモン水の作り方
・市販のレモン果汁を使う
できるだけ防腐剤が入っていないものを選びましょう。2週間ほどで使い切ってください。
・生のレモンを使う
国産のレモンを選びましょう。
しっかり水洗いして、(この時に塩を手にまぶして、擦るように洗うと汚れなどがよく落ちます)
輪切りにしたレモンスライス3〜4枚を300mlの水に入れて、冷蔵庫で一晩おく。
2〜3日で飲み切るようにしてください。
レモン水を飲むタイミング
レモン水を飲むタイミングによって、期待できる効果が違います。
寝起き、朝にレモン水を飲む
腸を刺激して排便を促す効果が高い。
夜、寝る前にレモン水を飲む
寝ている間にナトリウムの排出を促す効果が高く、むくみ解消。安眠効果。
朝にビタミンCを摂ると、日焼けしやすい都市伝説?
「朝にビタミンCを摂ると、日焼けしやすい」
という情報をどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか?
実はこれは誤解です。
紫外線の吸収を高めて日焼けしやすくするのは「ソラレン」という物質です。
ソラレンはレモンの皮などに含まれていて、紫外線吸収効果を高めるのは10mgからと言われています。これはレモン30kg分に当たりますので、心配は必要なさそうですね。
レモン水を飲む時の注意点
飲んだ直後の歯磨き
レモンは酸性です。
酸は歯のエナメル質を溶かす性質があります。
レモン水を飲んだ直後の歯磨きをすると、歯を傷付けやすくなってしまいます。
30分ほど時間を置いてから歯磨きするようにしてください。
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